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  1. 静岡市議会 2022-07-05
    令和4年 観光文化経済委員会 本文 2022-07-05


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前10時開議 ◯平井委員長 ただいまから、観光文化経済委員会を開きます。      ────────────────────────────── 2 ◯平井委員長 観光文化経済委員会の開催は、4月の臨時会に引き続き2回目ですが、本日の委員会が委員改選後、委員と当局説明員が一堂に会する初の委員会ですので、委員長として一言御挨拶申し上げます。  改めまして、おはようございます。今年度、委員長を務めさせていただきます平井でございます。何分、初めての委員長で不慣れな点があるかと思いますが、スムーズな議事進行に努めてまいりたいと思いますので、御協力よろしくお願いいたします。  それでは、1年間よろしくお願いいたします。  次に、副委員長からお願いいたします。 3 ◯児嶋副委員長 改めて、皆さん、おはようございます。副委員長を務めます志政会の児嶋喜彦と申します。まだ1期2年目でございますが、皆様と協力しながら委員長を支えていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。 4 ◯平井委員長 続いて、当局の説明員の皆さんから自己紹介をお願いいたします。             〔当局自己紹介〕 5 ◯平井委員長 当局の皆さん、1年間よろしくお願いいたします。  それでは、自己紹介のみの皆さんは退席していただいて結構です。ありがとうございます。             〔関係外説明員退席〕      ────────────────────────────── 6 ◯平井委員長 それでは、今期定例会で本委員会に付託されたのは、議案第100号令和4年度静岡市一般会計補正予算(第2号)中所管分外2件であります。また、新型コロナウイルス感染症対策に関わる事業の報告が観光交流文化局及び経済局からあります。  審査に先立ち、委員の皆さんと説明員の皆さんに申し上げます。  委員会記録作成の関係から、発言の際は必ずマイクを使用して発言されるようお願いします。  また、新型コロナウイルス感染症予防のため、マスク着用のまま発言していただくようお願いします。  次に、委員会での質疑の在り方です。案件の決定に影響しない参考、確認のための質疑で、当局の対応に時間を要するものは、後日の報告、または資料提出を受けることとし、効率的な委員会運営に努めていただくようお願いいたします。  また、要望・意見については質疑終了後に述べていただくこととし、質疑の段階で要望・意見に及ぶ発言は避けていただくようお願いいたします。
         ────────────────────────────── 7 ◯平井委員長 それでは、新型コロナウイルス感染症対策に関わる事業について、当局の報告を聞くことといたします。  なお、報告については聞きおくのみとします。 8 ◯岡村観光交流文化局次長 当局所管新型コロナウイルス感染症対策として実施している事業のうち、主な事業について御報告します。  新型コロナウイルス感染症対策進捗状況の報告の13ページをお願いいたします。  下段、19番、地域型宿泊誘客事業費助成については、観光誘客による地域経済の回復と活性化に資する事業を支援するため、市内宿泊事業者を中心とした団体が実施する誘客事業等に対し助成するとともに、市が旅行予約サイト内に開設する本市の観光特集ページに各団体が実施する誘客事業を集約し、情報発信するものです。  6月20日現在、静岡、清水、梅ケ島の3エリアにおいて、ホテル旅館組合をはじめとする4グループから申請がありました。今後、旅行のハイシーズンである夏場の観光需要獲得に向け、事業者と十分コミュニケーションを取りながら、円滑に事業を推進してまいります。  次に、15ページ下段、22番、団体旅行等誘致事業は、本市への団体旅行を誘致するため、貸切バスを利用し、2か所以上の市内観光施設等を利用するツアーを開催する旅行会社等に対し、するが企画観光局が事務局を担う実行委員会より助成するものです。  6月20日現在、合計71本のツアーの開催に対し交付決定しております。今後、夏場の誘客に向け、旅行会社等へ周知等を継続するとともに、8月以降開始を予定する第2期の募集に向けて事業者のニーズ等を把握し、適宜、見直し等を検討していきます。  16ページ、23番、賑わい創出イベント感染症対策事業費助成については、本市の魅力を市内外に向けて情報発信し、観光客の増加を図るため、安心・安全なイベントの開催において必要な感染症対策経費を助成するものです。  令和3年度は6件に対し交付し、令和4年度は6月20日現在、静岡まつり、シズオカ×カンヌウィーク及びSHIZUOKA PICNIC GARDENの3件に対し交付決定しております。今後、安倍川花火大会や清水みなと祭りなど、大きなイベント開催が予定されていますが、開催に当たっては、実行委員会等と協議を行い、必要な感染症対策が行われるよう調整を図っております。  17ページ上段、24番、まちは劇場TRY’22開催事業負担金は、にぎわい創出イベントの回復や地域経済の活性化を図るため、市内で開催されるまちは劇場に資するイベントの主催者に対し、奨励金を交付するものです。  6月20日現在、169件のエントリーがありました。このうち春フェスとして4月から5月に開催されイベントエントリーが69件、夏フェスとして6月から8月に開催されるもののエントリーが100件です。事業周知や誘客促進において経済局と連携し、より多くのイベントの回復を図ってまいります。 9 ◯大村経済局次長 商工部所管新型コロナウイルス感染症対策として実施している事業のうち、前回報告時以降、進捗のあった主な事業について報告いたします。  資料は、同じく、新型コロナウイルス感染症対策進捗状況の報告の42ページをお願いします。  下段、ナンバー73、事業者応援金支給事業は、昨年度、まん延防止等重点措置及び緊急事態措置の影響を受け、売上げが減少している事業者に対し、静岡県中小企業等応援金に上乗せして市独自の応援金を支給するものです。  令和3年度に1,711件の支給を完了し、総事業費は1億3,100万円余となりました。  次に、46ページ、下段、ナンバー81、中小企業デジタル化事業費助成は、ポストコロナに対応する企業の課題について、デジタル技術を活用し対策を講ずる事業者に対して必要な経費を助成するものです。  令和3年度は74件を交付決定し、事業費は2,910万円余となりました。令和4年度については、令和4年6月20日に申請受付を開始しているところです。  次に、47ページをお願いします。  上段、ナンバー82、中小企業事業高度化事業費助成は、製造事業者による製品の高品質化や製造期間の短縮化など、生産性の向上等につながる機械設備の導入経費を助成するものです。  令和3年度は、当初予算分の第1期、そして9月補正分の第2期の申請受付により25件の交付決定を行い、事業費は6,130万円余となりました。令和4年度につきましては、令和4年5月26日に申請受付を開始しているところでございます。  次に、48ページ、下段、ナンバー85、再就職緊急サポート事業は、新型コロナの影響で離職した方や収入が減少した非正規労働者を対象に、座学研修や職場実習、カウンセリングを通じ、再就職まで伴走型の支援を実施するものです。  令和3年度の実績としては49名が受講し、うち26名の再就職が決定いたしました。  次に、49ページ、下段、ナンバー87、地域消費促進事業費助成(第3弾)は、クーポンの発行による消費促進の事業を実施する商店街や商業者グループに対し、その費用の一部を助成するものです。  令和4年5月13日から申請を受付開始し、6月20日現在で13団体から申請をいただいております。今後、申請予定の団体を含めると、約50団体で消費促進事業が実施される見込みと考えております。  次に、50ページ、上段、ナンバー88、デジタルスタンプラリーキャンペーン事業は、市内のにぎわいや回遊性を高めるため、市内のイベント会場商店街等に設置されたQRコードスマートフォン等で読み取ってスタンプを集めるデジタルスタンプラリーを実施するものです。  令和4年5月27日から8月31日までを第1弾として開催しており、イベント会場商店街等を合わせて100か所以上のラリーポイントを設定しております。今後も多くのイベントが予定されており、ラリーポイントの増加が見込まれております。また、9月に第2弾、11月に第3弾の実施を予定しております。 10 ◯増田農林水産部長 続きまして、農林水産部所管として実施している事業のうち、主な進捗状況を報告させていただきます。  同じく、進捗状況の報告、50ページをお願いいたします。  下段、ナンバー89、農産物地産地拡大事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により売上げの減少したワサビ、花卉、石垣イチゴの3品目を対象に、地産地消の拡大を図ろうとするものです。  3月31日に事業を完了し、その実績についてですが、ワサビについては市内の49の飲食店から市内産ワサビを使った新たなメニュー導入を検討するための試供品の申込みがあり、2月1日から試供品を受領した飲食店によるワサビメニューの提供を開始し、事業完了後も引き続き定着しているメニューが9件あります。  花卉については、婚姻届を提出した市民に市内生花店で花束と交換できる引換券を交付し、271件の引換実績がありました。  また、石垣イチゴについては、市内へ転入届を提出した市民にイチゴ狩りの招待券を交付し、511組の転入者の方々に石垣イチゴ狩りに来ていただきました。  今回の事業では、生産者だけでなく、卸売業者や小売店など、多くの関係者の協力により実施することができました。これからも各業界が一体となるよう、連携を図り、本市農産物のさらなる地産地消を推進していきます。  51ページ、上段、ナンバー90、「静岡市のお茶」愛飲促進事業は、新型コロナウイルスの影響を受けたお茶の消費量拡大及び子供たち愛飲促進を図ることを目的に、市内小中学校への給茶機を設置するものです。  事業期間の3月24日までに予定した葵区3校、清水区4校の計7校全ての学校へ設置が完了し、新学期から子供たちに静岡市で生産されたお茶を提供しております。  下段、ナンバー91、中山間地移住促進事業は、新型コロナウイルス感染拡大による地方生活へのニーズの高まりから、中山間地域空き家情報バンクの物件への問合せが増えているため、バンクの登録物件を増やすことを目的に、物件登録者へ協力金を支給するものです。  令和3年度の実績については、空き家物件新規登録件数が17件、協力金支給件数が19件となっています。  その他の進捗状況については、報告書に記載のとおりです。 11 ◯平井委員長 新型コロナウイルス感染症対策に関わる事業についての報告は以上です。      ────────────────────────────── 12 ◯平井委員長 次に、議案審査に入ります。  議案第100号中所管分、議案第103号及び議案第104号を一括議題といたします。  審査の順序といたしましては、当局から説明を聞いた後、質疑に入ります。  その後、討論と併せて要望・意見を述べていただき、採決を行います。  なお、特に反対の立場での討論がない場合の採決は簡易採決で行いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、当局の説明をお願いいたします。             〔当局説明〕 13 ◯平井委員長 ただいまの説明に対し、質疑に入ります。  発言の際には、議案書の番号、ページ数、項目等を述べていただくようお願いいたします。  質疑がありましたらどうぞ。 14 ◯島委員 それでは、質問させていただきます。  補正予算資料-1の9ページ、モバイル決済サービスを活用した生活者支援地域経済活性化事業についてでありますが、昨年度の事業内容から変わったところはあるのか。また、変わった理由について教えていただけますか。 15 ◯桐野産業政策課長 まず、昨年度に実施いたしました第2弾キャンペーンからの変更点につきましては、キャンペーン期間を1か月間から2か月間に延長したこと、それと、期間中のポイント還元上限額を5,000ポイントから10,000ポイントに増額したことでございます。  次に、変更理由についてでございますけれども、第2弾キャンペーンは、新型コロナウイルス感染症の影響により落ちこんだ市内中小店舗の売上げを消費喚起により回復させることを主な目的としておりました。今回につきましては、中小店舗の支援に加え、今般の物価高騰の影響も考慮いたしまして、市民の皆さんの生活を広く支えるという観点から、昨年度より内容を強化して実施するものでございます。 16 ◯島委員 ありがとうございます。  ちなみに、このモバイル決済サービス、私も利用していて大変便利だなと思っているんですが、高齢者にとって、このモバイル決済というのがかなりハードルが高いように感じているのですけれども、どのようにして高齢者に利用促進を働き掛けていくのか、お考えがあれば御説明いただけますか。 17 ◯桐野産業政策課長 まず、モバイル決済事業者、各社ございますけれども、事業者が運営する市内の実店舗でアプリの登録であったり、利用方法につきまして随時相談ができるような体制を構築いたします。それから、市内8か所の老人福祉センター、5か所にございます老人憩の家、それと各区の高齢介護課シニア向け就労サポート窓口のNEXTワークしずおかなどにポスター、チラシを配架してキャンペーンを周知いたします。  さらには、老人福祉センターと老人憩の家の合計13か所でモバイル決済事業者が主催いたしますモバイル決済サービスのアプリの登録や利用方法などについて説明するスマホ教室を8月頃に開催する予定でございます。これらにより、高齢者の皆様の利用の促進を進めていきたいと考えてございます。 18 ◯島委員 ありがとうございます。  本事業の広報はどのように行っていくのか、最後、教えていただけますか。 19 ◯桐野産業政策課長 幅広い方の利用促進をするために様々なメディアを活用した取組、広報を実施したいと考えております。具体的には、第1弾、第2弾と同様に各区役所、庁舎への横断幕、懸垂幕の設置、それから、公共施設等へのポスターの配架、市のフェイスブック、市のツイッターでのキャンペーンの告知の実施を予定しております。  また、今回第3弾として新たに各区戸籍住民課の番号案内での文字広告、それから、市のLINEでのキャンペーン告知プッシュ通知ウェブ広告テレビCMによる広報なども実施する予定でございます。 20 ◯島委員 それでは、続きまして、9ページ、ものづくり補助金持続化補助金活用支援事業についてでありますけれども、本事業の利用をどの程度見込んでいるのか、教えていただけますか。 21 ◯桐野産業政策課長 この事業は、国の2つの補助制度、1つはものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金、もう1つは小規模事業者持続化補助金、この事業の採択者に対して上乗せ助成をするものでございます。これらの補助金の採択実績は県単位でしか公表されておりませんので、市内の採択件数を県のおおむね3割と想定いたしまして、過去の実績からものづくり補助金が100件、持続化補助金については130件、合計230件の利用があるものと見込んでおります。 22 ◯島委員 ありがとうございます。  ちなみに国と県のほうということでお話もありましたけれど、上乗せということで、これを広く事業者に利用してもらうために、市としてどのように周知を図っていくのか、お考えがあれば教えてください。 23 ◯桐野産業政策課長 まず、市の産学交流センターB-nestでのメールマガジン、それから、経営相談で御案内するほか、静岡商工会議所や静岡県中小企業団体中央会などの支援機関に周知を行うとともに、事業者と日常的にやり取りのある金融機関、税理士は協会を通じてですけれども、そういったところに周知することで、事業者のほうへ情報が届くように努めてまいります。 24 ◯島委員 ありがとうございました。  続きまして、9ページ、駿府匠宿改修事業についてでありますけれども、来場者数が増えているとの説明でしたけれども、具体的な人数を教えていただけますか。 25 ◯水島地場産業担当課長 新型コロナウイルスの影響を大きく受けた令和2年度との比較で申しますと、令和2年度は5万7,050人であった入場者数リニューアル後の令和3年度につきましては10万249人と、コロナ禍以前の数値には及ばないものの、大きく回復しているものでございます。 26 ◯島委員 ありがとうございます。  ちなみに、リニューアルオープンに伴って、来場者数が増加しているという説明がございましたけれども、リニューアルオープンの内容について、分かれば教えていただけますか。 27 ◯水島地場産業担当課長 令和3年4月から指定管理者株式会社創造舎に変更になることに合わせて、歴史と未来を結ぶ場所をコンセプトとしまして、新たな魅力をお届けできる施設として令和3年5月8日にグランドオープンをいたしました。従来からある駿河竹千筋細工、漆、蒔絵などの伝統工芸の創作体験は継続しつつ、体に優しいをコンセプトに静岡の野菜や果物を中心としたカフェ、オクシズ材をふんだんに使った木育施設などを新たに設置して、子育て世代にもターゲットを広げた施設ということで生まれ変わっております。 28 ◯島委員 ありがとうございます。  続きまして、資料-1の10ページ、商業者新商品開発支援事業についてでありますけれども、この事業の目的とこれまでの支援策との違いとは何か、教えていただけますか。 29 ◯平尾商業労政課長 目的といたしましては、コロナ禍において売上減少の影響を受けている成長志向の高い意欲のある商業者の新商品開発を支援させていただいて、消費拡大の後押しを行うことで、商業者の持続可能な経営と地域の消費を牽引する商業者の育成を図るものでございます。  これまでの支援策との違いは、これまでは事業継続のための支援金や商店街などのクーポン券の発行を補助する消費喚起策など、広く商業者を対象とした支援策が中心でございましたけれども、今回は新たなチャレンジに取り組む個別の商業者の成長促進のための支援策となってございます。 30 ◯島委員 ちなみにこの事業については、どういった事業者が補助対象になるのか、教えていただけますか。 31 ◯平尾商業労政課長 補助対象となるのは、中小企業基本法で言います中小企業者でございまして、市内に事業所があり、かつ小売業だとか飲食業、生活関連サービス業などの業種に該当する事業者を想定してございます。 32 ◯島委員 ありがとうございます。  ちなみに、具体的に商業者からのニーズはあるのか、分かれば教えていただけますか。 33 ◯平尾商業労政課長 商業者のニーズにつきましては、商店街や個別の店舗と直接話をする中で、大河ドラマを契機としました歴史に関連した商品開発だとか、静岡市の特産品を生かした商品開発など、複数の商業者の潜在的なニーズを把握してございます。  また、金融機関とのヒアリングにおきましても、今回の補助金の活用が想定できる案件があるというようなことも確認しておりまして、新たな取組にチャレンジしたい商業者のニーズは一定程度あるものと考えております。 34 ◯島委員 ありがとうございました。  続きまして、資料-1、4ページの多文化共生のまちプロモーション事業についてでありますけれども、こちらの事業の効果、あとプロモーションはどのように行っていくのか、教えていただけますか。 35 ◯萩原国際交流課長 今回、上程させていただきました条例で目指している多文化共生のまちがどういうまちなのかということを、市民の皆さんにしっかり伝えていくことが大切だと考えております。広く市民の皆さんの目に触れる場所で広報活動を行うことにより、これまであまり多文化共生に興味がなかった方にも関心を抱いていただくきっかけにしていきたいと考えております。条例でやりたいこと、変えていきたいことというのはこういうことかと少しでも感じていただけるように企画をして、条例の趣旨を伝えられるように実施してまいりたいと考えております。  多文化の交流にこれからも参加しよう、取り組んでいこうという方が増えていったらいいなと思っているものですから、会場でアンケートを取りまして、そういった方が80%ぐらいになるように目標を立てまして、取り組んでいきたいと考えております。 36 ◯島委員 ありがとうございます。  これに関連しまして、議案集2)の21ページ、静岡市多文化共生のまち推進条例が制定されるということで、市民にどのような変化をもたらすのか、教えていただければなと思います。 37 ◯萩原国際交流課長 国の方針もありまして、外国人住民は、これからも増えていくと予想されております。本市が様々な人々を受入れ、多様性を認め合うまちづくりを進めるということを条例により強く示すことで、市民の皆さんの意識や行動に変化が生まれ、多様性が豊かさであるということを体感していただき、外国人も住みやすい、それはつまり誰もが住みやすい安心して生活できるまちづくりにつながっていくと考えております。 38 ◯畑田委員 よろしくお願いいたします。質問させていただきます。  補正予算の資料-1の10ページの産業振興課、中小企業支援センター事業費助成について伺います。  先般、これが補正予算に入っていますので、見学させていただきましたが、コロナ禍の中で、経営相談にも大変多く相談をいただいていると思っております。その中小企業の皆さんの需要がどの程度あるのか、それにしっかりと対応できていくのかについてお聞きをします。 39 ◯石川産業振興課長 中小企業支援センターの相談事業についてですけれども、昨年度、新型コロナの影響を受けた事業者を多く含んでいますが、約600件の相談を受けました。相談内容も多岐にわたっていまして、経営面に関する相談、コロナによって業務転換するに当たっての相談、あるいは、こういう時期だからこそスタートアップ、創業するに当たっての相談など、多岐にわたってございました。  今後も原油・原材料費の高騰、あるいはウクライナ情勢、円安などの影響によって、例えば電気料金が高騰したことを踏まえて、新たに省エネ設備を導入する、そういった相談も増えてくることを見込んで開設時間を拡大することといたしました。  開設時間を拡大することによって、これまで平日の午後だけだったもんですから、平日の午前中、あるいは土曜日であれば相談できるといった事業者の方もいらっしゃるでしょうし、相談予約をする際に、予約がかぶっていたところについても新たに選択肢が生まれるなど、需要は相当数上がると見込んでおります。  ほかで相談業務を行っている商工会議所等は平日の対応でありますので、特に土曜日の需要は相当数あるのではないかと考えております。  また、中小企業診断士などの相談体制に関しましては、県の中小企業診断士協会と事前にいろんな協議をしまして、多様な相談に対応できる診断士をしっかりと配置していただくことを約束しているところでございます。
    40 ◯畑田委員 続きまして、農林水産部の農業政策課にお聞きします。  新規就農者育成総合対策事業費助成につきまして、これは認定農業者等に補助すると伺っておりますが、非常に厳しい農業経営の中で、これを活用しながらも新規就農者を増やしていく努力、取組というのが、これを幅広く生かしながらの対策というのも必要だと思いますが、その辺についての認識をお聞きします。 41 ◯杉本農業政策課長 今回、議案に上げさせていただいている新規就農者を対象とした支援につきましては、委員御指摘のとおり新規就農者を対象としただけのものですけれども、幅広い支援ということにつきましては、現在、農業政策課におきましても市内に600人ほどいらっしゃいます認定農業者、これらの方々に対する支援も継続して行っているところです。  また、国におきましても、今後、半農半Xという兼業農家のような方々に対する支援も施策として取り組んでいくということがありますので、そういう方々にも今後、市として支援を考えていきたいと考えております。  なお、幅広い支援ということでは、今年度、市単事業としまして、当課で市内の農業者全般を対象として中古の農業機械のメンテナンス費用について、人に譲るときのメンテナンス費用の半分を助成するという形で新しく事業を始めさせていただいております。 42 ◯畑田委員 最後に、12ページ、中山間地振興課のオクシズ観光関連施設インターネット予約システム構築事業についてお聞きします。  光回線は中山間地に4月にもう完成したと伺っておりますけれども、夏から秋にかけてのキャンプ等では、市民の方、それから市外の方も使いたい方が非常に多いと思います。一日も早くシステムを構築していく努力をしていくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。 43 ◯太田中山間地振興課長 システムの運用につきましてですけども、現在、システムの仕様作成に向けまして、各施設の予約時に必要な情報やシステムに必要な項目のヒアリングを進めております。予算議決後、速やかに仕様書を固め、業者選定の手続に入り、契約後、システム構築には3~4か月かかると見込んでおります。その後、本格運用に向け万全を期すため、システムそのもののテストのほか、指定管理者側の訓練期間がどうしても必要となりまして、それらを見越すと本格的な稼働は12月以降となります。  しかしながら、できるだけ早く稼働できるように各工程の短縮に努めてまいりたいと思います。  想定スケジュールにつきましては、7月中旬から仕様の作成、8月に業者選定、8月から11月にシステムの構築、12月以降に順次テスト運用を行いまして、本格供用を開始したいと考えております。 44 ◯遠藤委員 1つだけお伺いします。  私は、小島に住んでいまして、昔は弥勒道と言ったんですが、最近は52号と言うのかな。小島から100メートル下ると消防小屋のところに小島陣屋の建物がオギャアと生まれたときからずっとありましてね。昨日から移築、解体が始まりまして、ああ、ついに始まったなんて感謝しながら下ってくるんですが、4キロほどしますとバイパスへ乗ってくるもんですから、そこは今は人工海浜の工事をやっているところで、そこでクレーンだとか重機があると、おー、やってくれてるなと思いながらうれしくこっちへ来るんですが、作業をしていないと、おい、いつになったら始まるのかななんて思いながらいつもバイパスに乗ってくるんですが、資料-1の10ページ、清水港海づり公園整備事業、大変話題になっていますが、その修正設計とはどのような内容なのか、お伺いいたします。 45 ◯谷川原海洋文化都市政策課長 もともと桟橋式の施設ですけれども、その上部工──桁の部分を今後、工事に入るに当たって、もともと現場打ち──現場で設置していくような工法で計画しておったんですが、令和元年に台風19号が来まして、その時に清水港の既往最高潮位が更新されまして、それをきっかけに設計調査などを行ってきました。その中で、施工の関係者とか漁業関係者にもお話をしまして、そういったことを踏まえて、上部工の工法を見直しまして、プレキャスト工法で行うこととしました。  この工法は、製作ヤード、三保の貝島を想定していますけれども、そこでコンクリート製の受皿をあらかじめ作っておいて、それを作業船で運搬して、海上で海づり施設の上に据付けをしてやっていく工法になります。これは現場打ち工法に比べて作業工程が別のものが発生するんですけれども、実際には波や時間の制約、漁業の関係とか、そういったものの影響を最小限にすることができる工法になります。そちらのほうで今後、進めてまいりたいと考えております。 46 ◯遠藤委員 話だけはね、先ほどもスケジュールもちょっと簡単には聞いたんですが、今、言った変更で遅れているよと言うんだけど、期待する方は非常に多くて、我々もこのような全体的な資料をもらっているもんですから、本当に希望で、できれば興津の駅前商店街も復活すりゃいいかななんてぐらいは思っていますが、供用開始までの事業スケジュールを詳しくお伺いできたらなと思っています。 47 ◯谷川原海洋文化都市政策課長 お待たせしております、スケジュールですけれども、実はこの事業、もともと令和5年度中の供用開始を目指して進めてまいりましたけれども、御指摘のように今回、修正設計などを行ったことによって事業自体が遅れますが、実際、令和元年の台風のときに、その背後、県が整備しております人工海浜も被害を受けまして、その後、復旧にある程度時間がかかっており、現在のところそちらの背後地は令和7年度に完成すると伺っております。この海づり施設に行くに当たりましては、やはり駐車場ですとかアクセス道路も必要になってきますので、改めて県のスケジュールを鑑みて見直ししまして、今回予算を頂きましたら実際には、令和4年度、5年度で上部工を完成させまして、令和6年度に周りの附帯施設を造りまして、その後、プレオープン、令和7年度中には本格供用開始を目指して進めてまいりたいと思っております。(「目指しましたなんて弱いことなんで、どんどんやってください。」) 48 ◯児嶋委員 志政会の児嶋です。質問させていただきます。  資料-1の9ページ、中段のモバイル決済サービスを活用した生活者支援のところの対象店舗が約1万店と想定されていますが、前回が何店舗なのかと、この1万店舗をどのように見込んだのか、教えていただければと思います。 49 ◯桐野産業政策課長 モバイル決済サービスを活用した生活者支援地域経済活性化事業の昨年度の対象店舗数と、もう1点は、済みません……(「この1万店をどのように見込んだのか」)前回の第2回のキャンペーンでの対象店舗数は約7,200店舗でございました。今回の1万店舗の見込みですけれども、事業実施に当たりまして、各モバイル決済事業者にヒアリングを行いまして、その結果、おおむね1万店舗になるという形で想定しているところでございます。 50 ◯児嶋委員 同じ内容ですけども、実施期間が9月1日から10月31日とありますが、予算額を超えた場合、どの段階でどのように判断するのか、教えていただきたいと思います。 51 ◯桐野産業政策課長 前回までのキャンペーンにつきましては、キャンペーンの期間が1か月間でございました。今回は2か月間となりますけれども、前回につきましては、予算額を超えそうな場合でも期間終了まで実施をすることといたしておりました。その理由でございますけれども、ポイント還元額が予算額に到達しそうな場合でも、事業中止の告知期間が2週間程度必要になるということでございますので、中止を判断した場合でも、実質的にキャンペーンの終期を迎えてしまうということがその理由でございました。  今回につきましては、キャンペーン期間が2か月間でございますけれども、事業中止の告知期間の2週間を確保できる場合で、予算額に到達しそうだと判断したときには、終期を待たずにキャンペーンを中止することも想定しております。  予算額の管理につきましては、モバイル決済事業者から日々ポイント還元額の報告をいただきまして、2週間後のポイント還元累計額を予想し、正確な進捗管理を行っていくことで対応したいと考えております。 52 ◯児嶋委員 続きまして、資料-1、10ページの中小企業支援センター事業費助成についてお聞きします。  専門家派遣の回数増と記載されておりますけども、この専門家は何人ぐらいいて、これまでどのような形で専門家を派遣した実績があるか、聞きたいと思います。 53 ◯石川産業振興課長 専門家派遣事業の専門家の人数でございますが、6月末の時点で登録者は103名いらっしゃいます。中小企業診断士とか弁護士、それから社会保険労務士などの士業の方もいらっしゃいますが、デザインとかマーケティングなど、資格がなくても多くの実務実績のある方を登録してございます。  専門家派遣の実績につきましては、令和3年度、29件、専門家が対応しています。内訳としますと、やはり経営面の相談が一番多くて、それから、商品を販売するに当たってのデザイン的な相談も相当数ありましたので、専門家の方にやっていただきたい内容も多岐にわたっているのかなという感触を得ています。 54 ◯児嶋委員 同じく資料-1、10ページの下段、商業者新商品開発支援事業についてお聞きします。  こちらの補助対象経費はどのような経費を想定しているのか、聞きたいと思います。 55 ◯平尾商業労政課長 例えば、飲食店であれば、静岡市特産の素材を活用した新メニューの開発だとか、小売店でありましたら、静岡市の地域資源をモチーフにした自社のオリジナル商品の開発のような、商業者の新商品開発の取組だとか、それに附随する新サービスの取組が補助対象となっておりまして、そのためにかかる補助対象となる経費につきましては、新商品の試作品を作る際の原材料費だとか、発売前の新商品のプロモーションに係る広告宣伝費などを想定してございます。 56 ◯児嶋委員 続きまして、資料-1、11ページ、新規就農者育成総合対策事業費助成についてお聞きします。  過去に同様の事業を実施したのかと、もしやっていたのであれば、どれぐらいの効果があったのか。例えば、支援を受けた後、どれぐらい市内に根づいているのか等、分かれば教えてください。 57 ◯杉本農業政策課長 この制度は平成24年度から開始された制度です。今年度はその事業をリニューアルということで新しくなっていますけれども、令和3年度まで、利用した方々につきまして、認定の新規就農者は37名おります。現在も農業に就いていらっしゃる方は、そのうち36名でございます。 58 ◯児嶋委員 ありがとうございました。  続きまして、資料-1の12ページ、オクシズデジタルスタンプラリーキャンペーン事業についてお聞きします。  この中で、オクシズ関連商品等と書いていますが、どのような商品を考えていて、どのように選定するのか、教えていただきたいと思います。 59 ◯太田中山間地振興課長 景品の選定につきましては、基本的には本事業の受託者からの提案を受けて決定するものでございます。しかしながら、本事業はオクシズの再興につなげることを目的の1つとしていることから、まずは当選後、現地で使うことができるような温泉入浴券ですとか、温泉宿泊券など、また、オクシズのよさを知り、今後の商品購入等につなげるものといたしまして、オクシズの農産物ですとか加工品などを想定しております。 60 ◯児嶋委員 ありがとうございました。  続きまして、資料-1、少し戻りまして4ページになります。  観光施設リニューアル事業について、内容としては事業費10%増額と承知しておりますが、用宗駅前観光トイレ改修事業について、これはどれぐらいの規模でどのような改修か、お聞きしたいと思います。 61 ◯福地観光・MICE推進課長 まず、用宗駅前観光トイレにつきましては、平成14年度に建設をしております。トイレの規模としましては、面積が大体21平米ぐらいで、便器の数につきましては、男性用が小が2、大が1、女性のほうは個室が2つという規模感でございます。  工事の内容につきましては、今回、外部と内部と共に改修をしていきます。外部につきましては主に防水機能を維持する目的で、屋根のふきかえ、それから、外壁とか、軒天井の木の部分の塗り替えを予定しています。内部につきましては、床面のタイルを一部更新していくこと、それから、個室の仕切り板を更新していきます。さらに、照明器具についてはLED化を図りまして、便器につきましては、洋式化をしていくという内容になっております。 62 ◯児嶋委員 もう1点ですね、久能山下周辺整備事業についても、具体的にどのような事業か、ちょっとこちらのほうもよろしくお願いします。 63 ◯福地観光・MICE推進課長 こちらの事業につきましては、国道150号が4車線化されたことですとか、日本平久能山スマートインターチェンジ、こういったインフラが整ってきた状況ですとか、それから、本市の取組としましては、歴史博物館の開館ですとか、大河ドラマの放送に向けたいろんな事業展開、そういった誘客を控えているということですとか、あとは、これはちょっとコロナの影響なんかもあるんですけれども、教育旅行のお客様が増えているとか、そういった状況も踏まえて、今後、久能山のエリアにお客様が増えるだろうということで、観光トイレと、観光バスの駐車場も整備するという計画をしております。いずれも令和4年度中に整備完了の予定でございます。  トイレにつきましては、東照宮様の鳥居を入ってすぐ右側の場所を予定しておりますけれども、東照宮様が持っておられる土地の中に建てさせていただきます。大きさとしては、面積が50平米ぐらいです。鉄筋コンクリート造りの一部木造のトイレを整備いたします。  概要としましては、男性のほうは小が2、大が2、女性のほうは個室が4部屋で、あと、多機能トイレを1つつけるという内容になっております。 64 ◯児嶋委員 ありがとうございました。  続きまして、資料-1の4ページ、多文化共生のまちプロモーション事業について、もう少し細かいところをお聞きしたいと思います。  実施内容の中でいろいろ、体験プログラムと書いてございますが、主にパネル展であったり、動画を流したりというところだと思うんです。その他、どのような内容を検討されているのか。特に食文化体験とか、どのような形でされるのか等、教えていただきたいと思います。 65 ◯萩原国際交流課長 多文化共生交流体験プログラムの内容についてということでお答えいたします。  パネル展をしずチカほか8会場、計9会場で行いますけれども、会場ごとに、主に週末に体験プログラムを実施してまいります。内容は、時間ごと入替えながら、外国の文化の体験、クイズやゲーム、優しい日本語のミニ講座など、楽しみながら多文化共生を知っていただけるようなバラエティーある企画を考えております。これは、市内の多文化共生に関係する団体、大学や日本語学校、また、市の多文化共生サポーター養成講座を修了した方々、また、留学生グループなど、市内の様々な団体等の協力をいただきまして、実施していきたいと考えております。  食文化につきましては、海外の様々なお菓子や飲物等の提供を考えております。これを通じまして、食文化等に会話や交流が広がるよう検討しております。それぞれの会場で飲食物の使用条件がありますので、それに合わせて実施していきたいと考えております。 66 ◯児嶋委員 次が最後になります。  議案集2)の21ページ、静岡市多文化共生のまち推進条例についての質問になります。  条例自体を市民に広く周知させていくため、特に外国人自身であったり、外国人がいる事業者や自治会を含めて、どのように周知させていくのか、お聞きしたいと思います。 67 ◯萩原国際交流課長 当初予算で条例の周知のためのリーフレットの作成経費20万円を計上させていただいております。そのリーフレットは、日本語、英語、中国語等、また、幅広い国籍の方の多くが理解できる優しい日本語で作成していく予定でございます。リーフレットの内容には、条例の意義やポイント、また、多文化共生や静岡人という言葉の説明などもしっかり行っていきたいと思いますが、なるべく文字を減らして、いろいろな方にぱっと見て分かりやすいものにしていきたいと考えております。  外国人の方にも知っていただけるように、外国人の方が集まる学校やレストラン、また、食材店などでも配布していきたいと考えております。  また、広報しずおか8月号でも1ページの特集記事を予定しておりますので、そちらでも周知を図っていきたいと思います。 68 ◯栗田委員 じゃ、私のほうから少し伺いたいと思いますけども、今、いろんな質問を聞きましたけども、主なところは皆さんのほうで質問してくれたので、私は隙間の質問をしたいと思います。  観光施設リニューアル事業について、今までそれぞれ対象事業をやってきたと思うんですけども、やっぱり観光のためには、私はこういう整備は非常に大事だと思っているし、これからもぜひ前向きに進めてもらいたいと思いますけど、これからまだやらなければいけない事業は相当数あるんですかね。必要とされる事業としてあれば教えてほしいです。 69 ◯福地観光・MICE推進課長 トイレのリニューアルの関係になりますけれども、今年度は、先ほど御説明させていただいたところをやらせていただきますが、やはり計画的にやっていかなければならないということで、スケジュールを立てて計画しております。実際、予算の面もあってなかなか厳しいところがあるんですが、基本的には建てられてから、15年から20年ぐらいをめどにリニューアルしていくという中で、整備順にやってきております。令和2年度、丸子地区の誓願寺ですとか、大内の観光トイレ、由比本陣トイレ等をやってきております。  今後の計画についても、次にやっていかなきゃならない目星はつけておりますが、総合計画に登載した中でやっていく関係もあるものですから、そこは調整させていただきながら、遅れないようにやっていきたいと考えております。 70 ◯栗田委員 これは現場とか地元から、こうしてほしいとかっていう要望はあるんですか。 71 ◯福地観光・MICE推進課長 今年度やらせていただく用宗とか、あと、久能については、御要望をいただいた中で対応させていただいております。  今、検討している箇所については、特にそういった形で要望をいただいているものは、現状ではない状況です。 72 ◯栗田委員 多文化共生の件ですけども、いろいろ答えをいただきましたが、これからまだこういった事業といいますか、こんなことをやっておこうとか、今これをやるけども、これからの計画とか多文化についての関連で、何かそういった考えはありますか。 73 ◯萩原国際交流課長 今回の補正でプロモーション事業を予定させていただいております。条例に施策の柱として4本、今回載せさせていただいております。我々、この多文化共生のまちを進めていくために、やはりいろいろな方との交流事業がとても大事だと思っております。顔を見て交流できるような機会をつくっていくということに力を入れていきたいと思っております。外国人、日本人のアンケートの結果を見ましても、交流したいですとか、外国人から文化を学びたいですとか、外国人の方も、日本人と交流できる場所や機会を増やしてもらえるといいなという支援の要望もありますので、そういった事業を今後、力を入れていきたいと考えております。 74 ◯栗田委員 ぜひこれからも積極的にやってほしいと私は思いますが、一般人ですよね、我々日本人というか、民間とかこういう熱心な関係者とか、そういった人たちをもっと広げようというか、そういう人たちに声をかけて、輪をもっと広げようという、そんな施策が何かあれば紹介してほしいんですけどね。広げていくための手段とかそういったものは、どうでしょうか。 75 ◯萩原国際交流課長 多文化共生を進めていくのは、おっしゃるとおり市でやるだけではとても難しいことですので、いろいろな市民の方、事業者の方に協力いただきまして、広げていくということが大事だと思います。ですので、担い手の育成ということも、柱の1本にさせていただいております。  今回のプロモーション事業でも様々な市民団体の方、大学、留学生の方、外国人グループの方にも、今後公募しまして、関わっていただいて、一緒にプロモーション事業をやりたいと思っております。ですので、このプロモーション事業も担い手を育成していくための一歩になるかと思います。  現在、多文化共生のサポーター養成講座を今年3回目で、公募しているところですので、こういったところでも、次の活動につなげていけるような講座にしていきたいと考えております。 76 ◯栗田委員 小島陣屋のことで1つ伺いたいんですけど、小島陣屋の計画というか、一応、最終期間といいますかね、完成までの予定は大体どんなふうになっているのか、教えていただきたい。 77 ◯能口文化財課長 史跡小島陣屋跡保存整備事業でございますが、大きく3つの整備内容に分かれます。  1つ目の史跡整備につきましては、令和4年度に多目的広場と主郭の造成、それから、令和6年度以降になりますが、大手ですとか遊歩道を整備する予定です。  2つ目の御殿書院の移築復原につきましては、令和4年度から解体を開始、先ほど遠藤委員から話がありましたが、昨日から解体を開始しておりまして、年度内に移築先の基礎工事までを完成、令和5年度までに移築を完成させる予定です。  3つ目、便益施設、駐車場ですとかトイレにつきましては、令和4年度から整備を開始しておりまして、駐車場の一部は年度内に完成する予定です。  これら3つの全体整備につきましては、令和6年度の完成を目指しておりますが、国の補助を受けて実施する事業でございますので、採択の状況によってはずれ込む可能性があるということでございます。 78 ◯栗田委員 最後ですけども、新規就農者育成総合対策事業費助成、先ほどから詳しい説明がありましたけれども、これの対象となる人たちの条件を教えてほしい。 79 ◯杉本農業政策課長 認定の新規就農者になる条件ということですけれども、幾つかあります。主なものとしまして、まず、経営を開始してから、就農してから5年後に農業所得が300万円以上となるような計画をつくるというところが1つあります。それから、それまでに年間1,200時間ほどの研修を受けていることなどの要件がありまして、それらを踏まえて、計画をつくっていただいて、その計画が認定審査会で審査して、承認されて初めて認定の新規就農者ということになります。 80 ◯市川委員 私からも幾つかお聞きしたいと思います。ほとんど聞きたかったことが網羅されていましたので、それらを割愛してお聞きします。  まず、今言われた認定新規就農者の件なんですけれども、就農者の定義は今、お話でよく分かりました。そのうち、例えばサラリーマン家庭など全くの初心者で、農地を借り上げて就農するという場合でも助成の対象となるかどうか、お聞きしたいと思います。 81 ◯杉本農業政策課長 貸借した農地でありましても、例えば、農地中間管理機構を通して借りた場合など、その新規就農者の方が農地の利用権を有しているということであれば対象になります。 82 ◯市川委員 分かりました。  次に、もう1つだけお聞きします。  資料-1の4ページ、多文化共生のまちプロモーション事業ですけど、静岡駅北口しずチカほか8会場ということでいろいろ計画がされているんですけれども、事業内容は先ほど幾つかお聞きしました。実施場所など、具体的にはどういったところで予定されているのか、細かなことになってしまいますけれども、もし今、分かっているものがございましたら教えていただきたいと思います。 83 ◯萩原国際交流課長 プロモーション事業の場所ですけれども、広く市民の方に参加していただきたいということで検討しているものですから、例えば、通りすがりの方でも気軽に参加できるような方法、場所で実施したいと考えております。そのため市の施設のほか、各区の商業施設でやれるよう、現在、調整しております。各区で2~3か所、しずチカ以外8か所で開催していきたいと考えております。 84 ◯市川委員 そうしますと、例えば、市民ギャラリーだとか、市のイベント会場だとか、具体的にこの施設といったところはまだ決まっていないということでよろしいでしょうか。 85 ◯萩原国際交流課長 現在、調整中ですので、この予算が通りましたらきちんと話をしていく予定でおりますけれども、市の施設は、しずチカのほか、駿河区役所の1階の展示スペース等を今、検討しております。 86 ◯市川委員 最後になります。  資料-1、10ページ、商業者新商品開発支援事業ですけれども、1つだけお聞きしたいと思います。  新商品開発、新サービスの展開となっているんですけど、これは売上げが10%以上落ちている中小事業者の販路拡大のためにということですけれども、この10%以上落ちている中小事業者、期間が定められているんですね。ほかの予算なんかでも、コロナ前に比べてというところがいろいろ出ているんですが、同じような考え方でよろしいんでしょうか。コロナ前と比べて今のいろんなサービス、新商品開発をしようとしていたときに売上げが10%程度減少しているという考え方でよろしいんですか。いつからという限定じゃなくて、コロナ前と比べるということでよろしいでしょうか。 87 ◯平尾商業労政課長 売上げ10%減という基準日はいつなのかというような御質問かと思います。  コロナ前でありますと、いわゆる2019年1月から2020年の3月までの間の3か月間ですね。コロナ後でありますと、2020年の4月以降の連続する6か月のうちの任意の3か月間の売上げの合計と、先ほど言いましたコロナ前の2019年の1月から2020年3月、この間の同じ3か月間の売上げの合計を比較という形で想定しております。 88 ◯平井委員長 ほかにないようですので、質疑を終了します。  次に、要望・意見、討論に移ります。  要望・意見、討論がありましたらどうぞ。 89 ◯島委員 自民党です。  本日、全ての議案に対して賛成いたします。  次に、意見・要望です。  まず、モバイル決済サービスを活用した生活者支援地域経済活性化事業についてでありますが、市民にも事業者にも大変喜ばれる効果のある事業だと思っております。LINEなどのSNSやウェブ、テレビCMなども使って広報もされるということですので、多くの方に御利用いただきたいなと思っておりますけれども、ただ、質問でも述べさせていただきましたが、市民からの話を聞いていると、やはりシニア層の利用がまだまだ伸びていないなと感じております。この事業に限らず、今後、本市が取り組んでいくデジタルに関連するような事業については、シニア層のデジタルリテラシーの向上が必要不可欠だと思いますので、ぜひ市民局や保健福祉長寿局、企画局などとも連携しながら、老若男女、誰もがサービスを享受できるような流れになるように取り組んでいただきたいなと思っております。
     次に、中小企業支援センター事業費助成についてでありますが、本市の地域経済を支えているのは中小企業の皆さんであることは、御存じのとおりでありますが、コロナに加えて今回の原油・原材料価格の高騰により、市内の事業者の皆さんから不安の声を聞いておりますけれども、中小企業に与える影響は大変大きいと感じております。その不安を解消するためにも、様々な業種の事業者の元に職員が足を運んでいただいてヒアリングを行い、生の声を多く聞いて、事業者に寄り添った経済対策を講じていただきたいと思います。  次に、駿府匠宿改修事業についてであります。私の地元、長田地区で大変人気の施設となっておりますので、すごくうれしく思っているところでありますけれども、長田には匠宿がある丸子地区だけではなく、近年、観光地区化が進んでいる用宗、それ以外にも登山をする人に人気の満観峰や丸子アルプスなど、海や山の自然にも大変恵まれている地域であります。ぜひ長田の周遊につながるような取組にもしていただければなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、商業者新商品開発支援事業についてでありますけれども、地域の消費を牽引するような商業者が多く生まれることに大変期待をしております。さらに切れ目のない支援となるように、そのような事業者が新たな店舗を設ける際に活用できる空き店舗補助金などの支援策についても、ぜひ御検討をお願いいたします。  次に、清水港海づり公園整備事業についてでありますけれども、先ほど遠藤委員からもお話がありましたように、多くの方から施設の完成が熱望されております。県が整備する人工海浜、緑地と併せて清水港の海洋レクリエーションの拠点として早期完成を目指して整備を推進していただきたいと強く要望しておきます。  次に、農業の高齢化等によって担い手の数が減少傾向にある中で、本市で持続可能な稼げる農業、そして、稼げる中山間地を実現できるように、国や県の事業も活用しながら担い手の確保に向けた支援を進めていっていただきたいと思います。  そして、最後にオクシズ観光関連施設インターネット予約システム構築事業についてでありますけれども、本格供用が12月以降ということでお聞きしました。一番需要の高まる夏に間に合わないというのが大変残念だなと思っておりますけれども、このインターネット予約ができるようになってくると、やはりファミリーや若者の利用の促進にもつながると思っております。予約状況によっては利用料を変動させるダイナミックプライシングなど、デジタルならではの活用もできると思いますので、ぜひそういった点も御検討いただいて、ますます利用者が増えるような取組にしていただきたいと思います。 90 ◯児嶋委員 まず、志政会といたしまして、今回の議案について全て賛成とさせていただきます。  要望・意見といたしましては、まず、観光施設リニューアル事業についてですけども、トイレの設置とか改修とか、これは要望でというお話がありましたけれども、スケジュールどおりの対応をお願いするのと、あとは、久能山下の駐車場については、近隣の民間駐車場との兼ね合いもあるかと思いますので、駐車料金の設定など、適切な対応をよろしくお願いしたいと思います。  それから、多文化共生のまちプロモーション事業については、会場とか日程とかまだ調整中とのお話でしたけれども、早めに計画を立てて広く周知してもらい、効果的なプロモーションをよろしくお願いしたいと思います。  それから、静岡市多文化共生のまち推進条例については、これはもう非常によい対応だと思うので、広く市民に知ってもらうのと、外国人自身にもしっかりと理解してもらうような活動をしていただきたいと思います。  また、外国人がいる事業所とか自治会、町内会にもしっかりと理解をしてもらって、お互いが住みやすく安全なまちと思ってもらえるように、例えば、お祭りの参加促進とか、そういう形でつなげてもらいたいなと思います。  それから、モバイル決済サービスを活用した生活者支援地域経済活性化事業については、過去に2回実施している事業でもあるので、ある程度慣れているところもあるんじゃないかなとは思うんですけども、想定以上に人気で予算が早めになくなるということも十分考えられるかと思いますので、できれば本当は期間中予定どおりに実施してもらいたいと思いますけども、予算が増額できない場合は、混乱が生じないような形での対応をぜひお願いしたいと思います。  それから、中小企業支援センター事業費助成については、それぞれの相談に対して適切な専門家を紹介してもらって、早期に問題が解決できるような対応を引き続きお願いしたいと思います。  それから、商業者新商品開発支援事業については、活用しやすくなるように、広く周知してもらうのと、あとは申請に対して不正がないような対応もしっかりとお願いしたいと思います。  それから、新規就農者育成総合対策事業費助成については、多くの方に市内で、長く農業に携わってもらえるように、支援後も課題などいろいろヒアリングをしてもらっているとは思うんですけども、活動を継続していただきたいと思います。  最後に、オクシズデジタルスタンプラリーキャンペーン事業については、まちなかでやったスタンプラリーキャンペーンを参考にされているかとは思うんですけども、スタンプの箇所の位置関係とか、環境とかも違うと思いますので、利用しやすさなどを再確認してもらって、有効に事業を進めてもらいたいなと思います。 91 ◯栗田委員 創生静岡、全て賛成します。  意見・要望ですけども、観光施設のリニューアルは、県外からの誘客には、やはりいろんな施設をいろいろ整備していくというのは、私は非常に大事なものだと思いますし、こういった事業は一つ一つを全てリニューアルしたり、よくしたりということは大事なものですから、ぜひこれからも積極的といいますか、力を入れていっていただきたいと思います。  それから、多文化共生ですけども、これも世界に輝く静岡ということで、その中でも、やっぱりこういった事業は大事なものだと私は思いますので、積極的にやってほしいなと思っております。  それから、小島陣屋ですけども、やっぱり史跡として大事なものだと思います。少し遅れもあるようですけども、でも、少しずつ着実に進められているということで、清水区の者、あるいは静岡市の市民全体も、こういったものについては期待がありますから、ぜひですね、これも完成していただきたいと思っております。  あとは、担い手の件ですけども、食料不足が今日起きていると思いますので、農業生産性のアップ、農業生産を充実させるためにも、こういった事業はつながっていくと思います。ですから、一遍にはなりませんが、努力していただいて、新規就農者を少しずつ増やしていただいて、農業の大切さ、重要さをこれからも示していっていただきたいと思っておりますから、よろしくお願いいたします。 92 ◯大石委員 公明党です。全ての議案に賛成です。  特に、議案第103号ですが、静岡市多文化共生のまち推進条例。今日も国際交流課長の胸元にはSDGsのバッジが輝いていらっしゃいますけれど、すごくタイミングがよくて、SDGsの項目、幾つもにも当てはまると私たちは思います。公明党もSDGsのいろんな知識も含めて、いち早くスーツの胸元に6人でバッジをつけさせていただいている議員の会派なものですから、多文化共生の理解がさらに広まるように会派としてもぜひ応援していきたいと思いますので、どうぞ頑張ってください。よろしくお願いします。 93 ◯市川委員 共産党です。共産党も全議案に賛成いたします。  意見・要望なんですけれども、私がお聞きするのも、何分、分からないことが多いものですから、細かなことばっかり聞いたかも分かりませんけれども、今後の参考にさせていただきたいと思っています。  特に、資料-1、4ページの観光施設リニューアル事業、久能山下周辺整備事業等について、志政会の児嶋委員からお聞きになって、全く同じ質問がかぶっていたもんですから、割愛したんですけれども、ここについて1つ要望を出しておきたいと思います。日本平、久能山、そして、周辺は静岡市を代表する観光地でもあり、また、イチゴ狩り等で訪れる、そういう観光客が大変多いところなんですけれども、そこに観光トイレが整備されるということはすごく喜ばしいことだと思います。その上で、参道商店街、土地所有者の東照宮、あるいはそういった関係者との意見調整もした上で、観光トイレが誰でも利用しやすい施設となるように、トイレに立ち寄るための駐車場の整備も含めて、ぜひ意見調整されて整備されるよう要望したいと思います。  それからまた、同じように集客を目指す静岡、山岳都市でもあるもんですから、周辺に安倍峠とか山伏とか、真富士山とか、全国各地から山にハイキングに来る人が多いんですけれども、そういう人も利用できるような登山口のトイレなんかもね、今日の事業とは関係ないんですけれども、そういったところも、これから整備されていかれるとすごくいいのかなと感じていますので、その辺も含めて要望としたいと思います。よろしくお願いします。 94 ◯平井委員長 ほかにないようですので、要望・意見、討論を終了し、採決を行います。  特に反対の討論はありませんでしたので、全議案を一括して簡易採決にてお諮りします。  議案第100号中所管分、議案第103号及び議案第104号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」〕 95 ◯平井委員長 御異議なしと認め、議案第100号中所管分ほか2件は可決すべきものと決定いたしました。  以上で、議案審査を終了いたします。  当局の方は退席していただいて結構です。お疲れさまでした。             〔当局退席〕      ────────────────────────────── 96 ◯平井委員長 最後に、その他としまして、委員会の管外視察についてであります。  日程案につきましては、事前に調整させていただき、8月3日水曜日から5日金曜日までの2泊3日とさせていただきました。  視察先、調査項目及び委員会条例に規定する手続等につきましては、委員長に御一任いただいてよろしいでしょうか。             〔「異議なし」〕 97 ◯平井委員長 それでは、そのようにさせていただきます。  詳細につきましては、決定次第、改めて委員の皆さんにお知らせします。      ────────────────────────────── 98 ◯平井委員長 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  これをもちまして、観光文化経済委員会を散会いたします。                 午前11時59分散会      ────────────────────────────── 観光文化経済委員長  平井 正樹 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...